包装フィルムの加工

スリット加工を行う材料の多くはフィルム材になっていますが、フィルム加工を行った物の中には、包装素材として利用している物もあります。包装素材というのは、食品や日用品、機械部品など、さまざまな商品を包装し、品質の維持や傷防止、汚れを防ぐためなどに使用されています。

中でも食品を包装する場合には、衛生面がとても重要になるので、スリット加工を行う場合にも、クリーンルームという無菌室で作業を行うことが多くなっています。食品の場合には包装というよりも、食品そのものを梱包するために使用することもあります。冷凍食品やレトルト食品、スナック菓子などは袋に入っていますが、この袋もスリット加工をしたフィルム素材です。

包装素材にはルミラーやトレファン、バリアロックスやCFフィルムなど、数多くの種類が存在しています。加工方法は基本的に一緒ですが、フィルム素材によってはスリット加工が難しくなる場合もあります。寸法によっても難しさは変わるので、熟練の技術が必要になることも珍しくはありません。

樫の木製作所のサイト(http://www.oak-tree.co.jp/)がスリット加工やフィルム加工では有名です。

スリット加工に使用する材料

スリット加工を行うことができる材料は、フィルム材や金属箔が一般的ですが、フィルム材や金属箔にもいろいろな種類があります。
他にも特殊な素材が存在していますし、プラスチック素材の薄い物をスリット加工することもあります。そこでスリット加工がよく行われている材料を見てみましょう。

一般的にスリット加工が行われているフィルム素材と言えば、PETやポリイミドが知られています。それに対して金属箔の場合には、アルミニウムが最も多いと言えるでしょう。しかし、金属箔の種類は非常に多く、フィルム材に比べて多くの材料でスリット加工が行われています。

アルミニウム以外には、銅やニッケル、チタンやアモルファス合金などがあります。使用用途に応じていろいろな材料を使ってスリット加工が行われているのです。スリット加工は材料によって簡単に加工できる場合と、加工するのが難しくなる場合もあるので、簡単そうに見えても高度な技術が必要になります。